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学びと教師――自己内展のモデル思考

Category : 一般・教育

人生の学習観は、机上のものではなく、今を生きる当事者のものでなくてはならない。本書は、「教員の在り方」を長く研究してきた著者自らの経験と先哲の知見とを、言わば糸を撚るようにして学習観に迫る一冊です。多くの文献引用をもとに、意識現象を自己内展的なモデルとして構築し、これと読者の経験の記憶とを関連づけながら、主体的な学びの在り方とその教師像についてを概念化していくよう構成しています。


【著者】竹村 哲
A5判 184頁 並製本


第1講 人生の学習観の問い
第1章 「ダメな人間」の教育環境 
 第2章 新しい学習観への期待 

第2講 人生の学習観の孵化
 第1章 人間発達の学際的なアプローチ
 第2章 現象学的システム思考 

第3講 意識アメニティ不全の究明
 第1章 意識 
 第2章 主観 
第3章 他者 
 第4章 自分らしさ 

第4講 主体的な学びのエンリッチメント
 第1章 主体的な学びの概念
 第2章 主体的な学びの方法
 第3章 主体的な学びのパラダイム 

補 講 自己内展のもたらす悟性


筆者略歴:竹村 哲(たけむら あきら)
平成26(2014)年度から4年間富山大学附属特別支援学校長、平成28(2016)年度から富山大学大学院教職実践開発研究科教授として次代を担う「教員の在り方」の研究に従事。現在は「教師が変われば子どもは変わる」として、子どもの生きる力をつけるために教師自身が主体的な学びの資質を培うよう広く説いている。
所属学会(令和3[2021]年現在):日本教師学学会、日本教育経営学会、日本教育心理学会、日本心理臨床学会、日本創造学会

ISBN 978-4-89010-798-8
販売価格 1,650円(税150円)
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